助っ人外国人

阪神優良助っ人PJ(ジョンソン)の謎を解き明かす。2人の元虎戦士と福留の影響で大覚醒の真実とは。

虎吉くん
大活躍のPJの正体を教えて欲しいで!

 

PJことピアース・ジョンソン選手が、14試合連続無失点記録を更新中です。

JFKと呼ばれた黄金のリリーフ陣にいた、ジェフ・ウィリアムスさんの再来とも言われています。

しかしながら、このジョンソン選手がどういった選手なのか謎のベールに包まれています。

この記事では、PJことピアース・ジョンソン選手の正体に迫っていこうと思います

 

PJのプロフィールと2つの特徴

PJのプロフィール

ポイント

名前:ピアース・ジョンソン
誕生日:1991年5月10日
出身:アメリカコロラド州
身長:188cm
体重:90kg
利き手:右投げ右打ち
年俸:9000万円

 

2012年MLBドラフト1巡目にシカゴ・カブスから指名を受けて入団。

2017年にメジャー初昇格を経験し、シーズン終了後にサンフランシスコ・ジャイアンツに移籍。

メジャーの舞台に立つまで5年を要しているほど、下積みを重ねて重ねた苦労人でもあります。

 

2018年は3勝2敗、防御率5.56というメジャー成績を記録。

フリーエージェントを取得、阪神タイガースへの入団が決まったというキャリアを歩んでいます。

 

そんなPJですが、特徴としては2つあります。

 

驚異の奪三振能力

PJの最大の特徴と言えば、奪三振能力の高さだと言えますね。

アメリカでのマイナーリーグ通算で9.40を記録していて、特に中継ぎでは12.26を叩き出しています。

ちなみに、歴代のNPB奪三振率のランキングは以下の通りです。

 

メモ

奪三振率ランキングTOP3
1位 杉内俊哉 9.28
2位 石井一久 8.84
3位 江夏 豊 8.41

 

これと比較すれば、PJがどれだけの奪三振能力を持っているかわかりますよね。

三振を取る能力がものすごく高く、5月4日現在でも9.82を記録しています。

 

リリーフ陣はピンチを抑える力が必要ですから、三振を取る能力は必須と言えます。

歴代TOP3を超える数字を持っている選手がリリーフにいるって、心強いことこの上なしですね!

 

縦に割れる独特のカーブ

PJの持ち味といえば、何と言っても縦に割れる、独特の軌道を描くカーブでしょう。

三振を取れる球種としてかなり使えますし、私の見る限りPJの生命線の球種だと思います。

 

カーブといえば、元中日の今中さんや元阪神の星野さんを想像しますが、PJは軌道が独特。

スローカーブではなく、打者に近い位置から縦に鋭く落ちるカーブを投げるんですよね。

 

PJが覚醒して大活躍できている3つの理由

そんなPJことピアース・ジョンソン選手ですが、現在14試合連続無失点中。

防御率0.00を記録更新中なんですが、なぜ彼はこれほどまで大活躍できているのでしょうか。

私の見解では、以下の3つの理由があるのではないかと考えています。

 

日本人にない持ち球のカーブ

先ほどもお伝えしましたPJの特徴であるカーブですが、日本人に投げる選手がいません。

したがって、慣れないボールへの対応ができていないので、抑えられているとも言えるかもです。

 

虎吉くん
え、てことはいずれ打たれるの?

 

私はそうは思わなくて、その理由が150kmを超える速球も持っているからです。

いくら良い変化球を持っていても、緩急がなければ次第に読まれてきてしまいます。

しかしPJは速球も素晴らしいものを持っていますので、この組み合わせで抑えられると予想します。

 

日本への適応能力

PJの発言を見ていて感じるのが、日本への適応能力が高いなということです。

理由は、最強の助っ人外国人であるランディ・メッセンジャー選手が模範だと思うからです。

メッセンジャー選手は日本を愛していて、ラーメンも大好きで、日本人選手にもフレンドリー。

 

PJにその適応能力を感じたのは、2019年1月の入団会見での発言です。

 

日本人のみなさんは親切でやさしい。どんどんたくさんの人に会って言語や文化を学びたい。シーフードをぜひとも食べてみたい。奥さんがディズニーランドが好きなので東京ディズニーランドに行ってみたい。桜などきれいな景色も楽しみたいね。

 

メッセンジャー選手と似たような雰囲気を感じる発言だったので、ピンと来ました。

これまでの助っ人外国人で成功した例を考えても、日本愛が強い選手ほど成功できると思います。

PJからそれを感じますし、なにより奥さんが綺麗で美人なのです笑。

 

PJの妻

 

日本でしっかりと地に足つけて活躍しようという心意気が感じられますよね。

こういう助っ人外国人は、やっぱり成績をしっかり残してくれます。

 

優秀な中継ぎ陣が揃う環境

このサイトでも何度も言っているとおり、阪神タイガースの投手陣は12球団No.1です。

特に中継ぎ陣に関しては、ダントツでハイレベルな選手が揃っていると自負しています。

 

桑原・能見・ドリス・藤川・島本・守屋・岩崎選手など、本当に優秀な選手ばかりですよね。

環境というのは自分の能力を発揮する上で非常に大事だと私は思っています。

高校だって、強豪校に入るか弱小校に入るかで、自分のモチベーションに差が出ますよね。

阪神は鉄壁のリリーフ陣がいるエリート校なので、PJも刺激を受けながら頑張っていると思います。

 

以上3つの理由から、PJの素晴らしい活躍を生み出しているのではないかと考えています。

 

2人の元虎戦士と福留孝介との関係

 

実はPJの日本球界挑戦には、2人の元虎戦士と福留孝介選手が影響しているのです。

 

まず1人目の元虎選手とは、マット・マートンです。

2016年から在籍していたAAAアイオワ時代にマートンと同僚で、日本球界ことを聞いていたそう。

 

そして2人目は、ライアン・ボーグルソンです。

彼は2007年から2年間阪神に在籍しましたが、PJはボーグルソンとも親交があったとのこと。

 

2人とも阪神タイガースに在籍していた選手なので、その影響は大きかったんじゃないでしょうか。

そしてもう一人、PJがレジェンド的存在として尊敬してやまないのが福留選手

PJは福留選手のことを、このように表現しています。

 

福留選手は米国でプレーしてるときから知っていた。レジェンド的に名前がある方。お会いできて光栄。そんなレジェンドがバックで守ってくれるのは心強い。

 

二人の接点はシカゴ・カブスのつながりです。

福留選手は2008年から2011年までカブスに在籍、PJは2012年にカブスに入団しています。

メジャー昇格できなかったPJにとって、メジャーで活躍していた福留選手は憧れの存在。

 

2人の元虎戦士と福留孝介選手の存在は、PJ阪神入りに大きく貢献してくれたことでしょう。

まだまだ4月が終わったばかりですが、この調子で好成績を残して欲しいなと思います!

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