戦力分析

阪神大山が令和の4番打者になる方法!成績や評価の分析から提言してみた

虎吉くん
大山選手は4番打者としてどうなん?

 

2019年シーズン開幕からずっと4番打者としてスタメン出場している大山選手。

開幕当初は緊張からか、チャンスでなかなか打てないケースが多かったですが、徐々に復調。

しかし、阪神ファンの中には大山選手4番論に不安を感じている人も多いのではないでしょうか

そこでこの記事では、大山選手の4番打者としての評価や適性について考えたいと思います。

 

大山悠輔の成績と評価を検証

阪神の主砲・大山選手の現時点(5月2日終了時点)での成績と評価を見てみましょう。

まずは数字の成績はこちらになります。

 

打率.256 本塁打6本 打点16点 出塁率.307 長打率.462 得点圏.237

 

まず打率に関しては、長打を狙う4番打者としては平均的ではないかと思います。

 

本塁打は個人的に高評価したいと思っていまして、このペースで行けば年間30本となります。

ここ最近で30本を超えた選手で言えば、2010年にブラゼルが47本、2005年に金本さんが40本。

9年ぶりなのも寂しい気がしますが、久しぶりの大台を記録できる可能性はありますね。

 

虎吉くん
(それにしても、ブラゼルも金本さんも40本超えとか凄すぎやで)

 

問題はここからです。

出塁率・長打率・得点圏は、正直まだ物足りないと言わざるを得ませんね。

特に長打率は5割は超えて欲しいですし、得点圏は3割以上欲しいよな〜と思います。

他球団の4番打者はこの3つの数字が高いので、勝負強さでは少し負けているのが現状でしょう。

 

大山選手は素人の私から見ても、チャンスでの凡退がどうしても目立ってしまっています。

打率は低くても仕方ないと思っていますが、ここぞで打ってくれるのが4番だと思ってしまいますよね。。

 

正直、大山選手に勝負強さを求めていくのは酷なのでしょうか。

そもそもタイプ的に4番打者ではないのでは?という疑問も浮かんでしまいますよね。

 

令和の新常識「つなぎの4番」の提言

先ほどお伝えしたとおり、大山選手の今の弱点は勝負強さです。

しかし私が懸念しているのは、大山選手の人としての優しさなのです。

誤解を恐れず言えば、気が小さいがゆえに勝負するときに萎縮してしまい思い切り振れないのです。

 

実はこれ、結構深刻な問題だと思いませんか??

気が小さいのは性格の部分ですので、大人になって大きく改善できる可能性は高くないのです。

多少良くなることはあっても、伝統ある阪神の主砲の重責を全うすることができるのでしょうか。

 

ここで私が提言したいのは、つなぎの4番打者として大山選手を使うという案です。

その代わり3・5番に勝負強い打者を置いて、前と後ろの打者をつなぐ役割を担うというスタイル。

4番打者は主砲であるという常識を捨て、チャンス拡大を専門とする4番もありなのではと思うのです。

 

5月3日は3番糸原選手、4番大山選手、5番福留選手という新オーダーでしたが、まさにこれです。

糸原選手は勝負強さが売りだし、福留選手もチャンスにめっぽう強いですから、私の理想に近いと感じました。

令和元年で新たな時代が幕開けしたタイミングで、新たな4番打者像を作っても面白いと思います。

 

歴代の阪神タイガース主砲3選

蛇足になりますが、私が考える歴代のタイガース主砲(4番打者)をご紹介しましょう。

誰もが納得する3人だと思いますので、ぜひ見てみてください!

 

ホームランアーチスト田淵幸一

藤村富美雄さん、村山実さんから引き継いだ「3代目ミスタータイガース」と言えばこの男。

1968年ドラフト1位で入団し、捕手ながらルーキーで22本のホームランを放った偉人ですね。

 

名だたるプロ野球OBが、史上最高のホームランバッターは田淵さんと口を揃えて言うほどの方。

通称「ホームラン・アーチスト」と呼ばれ、高い放物線で弧を描く美しいホームランとして有名ですよね。

1978年の電撃移籍で西武へ行きましたが、間違いなく田淵さんは歴代3人に入るでしょう。

 

正真正銘のミスタータイガース掛布雅之

阪神タイガースの4番打者と言えば、やっぱり掛布さんではないでしょうか。

田淵さんが西武へ移籍した後、4代目ミスタータイガースとして名乗り上げたのが掛布さん。

1985年のバックスクリーン3連発、日本一の立役者となったスラッガーですよね。

 

33歳という若さで現役引退したものの、3回の本塁打王を獲得したレジェンド。

甲子園の浜風を生かしたレフト方向への長打を習得し、バースにも伝授した指導者でもあります。

近い将来、阪神の一軍監督としてカムバックしてくれることを期待したいですね!

 

掛布雅之の2つの高い技術が生んだバックスクリーン3連発の裏側とは

 

平成の鉄人金本知憲

平成の時代に、本塁打数・4番打者の試合数・クリーンナップ試合数で最多記録を持つ金本さん。

星野監督に口説かれ、2003年シーズンから阪神に移籍してチーム優勝へ導いた偉人ですね。

4番打者としても大活躍され、広い甲子園球場で40本塁打を記録する驚異のパワーヒッターでしたね。

 

2016年シーズンから3年間阪神タイガースの監督を務め、若手育成に注力されましたね。

今の阪神タイガースがあるのは、間違いなく金本さんの育成の手腕によるものですから、まさに功労者。

広島から移籍された方ですが、阪神の歴代3傑に入るのは間違いないと思っています。

またぜひ阪神タイガースに帰ってこられることを期待しています、新井さんと一緒に笑。

 

以上、最後は蛇足となりましたが、大山選手について書いてみました。

気の小さな性格をカバーするための提言も含め、今後の変化に注目していきたいと思います。

忍耐強く、努力家の大山選手ですから、この壁を乗り越えて大変化を起こしてくれるでしょう!

 

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