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貧打に苦しむ阪神タイガースに、新たな助っ人外国人が加わるとの報道がありました。
2020年にオリックスに所属していた「アデルリン・ロドリゲス選手」と獲得合意とのこと。
ロドリゲス選手とはいったいどんな選手なのか、後半戦に向けた戦力補強として活躍できるのか。
この記事では、選手の特徴や守備位置、活躍予想までまとめて解説していきたいと思います。
アデルリン・ロドリゲスのプロフィールと成績
ロドリゲスのプロフィール
名前:アデルリン・ロドリゲス
生年月日:1991年11月18日
出身地:ドミニカ共和国
身長体重:190cm/95kg
利き手:右投げ右打ち
ポジション:一塁・三塁・外野
所属:パドレスAAA
ドミニカ出身のロドリゲス選手は、2008年にプロ入りしてからずっとマイナーリーグで活躍。
恵まれた体格とパワーを生かし、30歳にしてすでに通算215本のホームランを記録しています。
ドミニカンパワー炸裂なスラッガーで、その長打力で阪神打線を救ってくれることが期待されます。
ドミニカ出身の選手といえば、マテオ・ドリス・メンデスの「ドミニカ三兄弟」を思い出しますね。
全員投手でしたが、鉄壁の投手陣を支えてくれた功労者、ドミニカには良いイメージが強いです。
(ロサリオ選手もドミニカ出身でしたが、彼のことはスルーしておきましょう・・)
アメリカで複数の球団を渡り歩いて結果を残し、2018年に千葉ロッテへの入団テストを受けています。
残念ながら不合格となりましたが、マイナーリーグで結果を残し続けて2020年にオリックスへ移籍。
大砲としての活躍を期待されるも、死球で戦線離脱となり、オフに自由契約となっています。
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2022年シーズンもマイナーで活躍中でしたが、6月9日に自由契約となっています。
阪神タイガースの獲得報道が出たのがこのタイミングなので、おそらく合意に至ったのでしょう。
2年ぶりに日本球界復帰となりますが、どこまで活躍できるのかが期待されています。
過去の成績
過去の成績
通算:打率.271 215本塁打 839打点 OPS.801
2020年:59試合 打率.218 6本塁打 25打点
2022年:45試合 打率.272 12本塁打 46打点 長打率.538
こちらがロドリゲス選手の過去の成績です。
2020年オリックス時代は低調でしたが、マイナーでは本塁打量産のパワーヒッターとして活躍。
2022年シーズンも順調に数字を伸ばしていて、日本でも複数球団がリストアップしているとの噂です。
特徴的なのは「長打率.538」で、これはなかなか素晴らしい数字だと思います。
阪神だと大山選手.484、佐藤選手.498ですから、彼らよりも打撃力は上であることがわかります。
このあたりは、阪神タイガースの補強ポイントに合っていると言えるのではないでしょうか。
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これは私も気になるところで、いかに日本の野球に慣れてくれたかがポイントでしょう。
59試合で55三振を喫しているので、日本特有の配球や変化球に苦しんでいた印象です。
移籍直後から大活躍!というのは期待しにくいので、2023年以降に期待くらいで良いかもです。
なお、ロドリゲス選手のホームランシーンがMLBホームページに載っていました。
パワー炸裂の特大ホームランなので、ぜひこちらをご覧になってチェックしてくださいね。
アデルリン・ロドリゲスの打順と守備位置
阪神移籍後、ロドリゲス選手の打順と守備位置はどうなるのでしょうか。
打順
1.島田
2.中野
3.近本
4.佐藤
5.大山
6.ロドリゲス
7.糸原
8.梅野
9.投手
まずは打順を予想してみましたが、いかがでしょうか。
「クリーンナップやろ!」という方も多いかもですが、未知数なので6番がいいのかなと。
もしクリーンナップなら、1番から左が続いているので3番が適しているんじゃないかと思います。
6月交流戦時点では、島田選手が好調を維持していますし、近本選手の3番も上手くハマっています。
なので上位打線をいじる必要がなさそうなので、6番以降で慣らすのが良いんじゃないかなと。
とにかく、ずっと絶不調のロハス選手と早く交代して起用してほしいなと感じています笑
守備位置
重要な守備位置についてですが、レフトではないかな〜と思います。
ロハス選手との入れ替えなので、そのままレフトを守ってもらうことになると予想します。
ロドリゲス選手は一塁・三塁も守れるんですが、どうやら守備はザルとの噂です笑
三塁はライバル多いし重要なポジションなので、さすがに任せることはできないですよね。
一塁はありなんですが、好調の大山選手がすでに定着しつつあるので、変える必要はないかと。
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守備映像を見ていないので何ともですが、ロハス選手でも守れているのである程度大丈夫かなと。
もしダメなら一塁転向すべきなので、三塁大山・レフト島田・ライト佐藤という布陣もOKですね。
ちなみにロドリゲス選手を獲得すると、支配下70人枠中69人が埋まることになります。
最後の1人も助っ人枠の可能性もあるらしく、ロベルト・ガルシア選手も獲得の噂が立っています。
いったいどんな選手なのかは別記事でまとめていますので、ぜひ併せて読んでくださいね。
【動画あり】阪神新外国人ロベルトガルシアを徹底解説!成績や特徴まとめ
アデルリン・ロドリゲスの活躍予想
では、ロドリゲス選手はきちんと活躍してくれるのでしょうか。
もちろん未知数ではあるのですが、良い成績を残せる要素はあるのではと思っています。
ロドリゲスが活躍できる理由
1.右打ちである
2.日本球界経験者
3.他球団出身選手の実績
右打ちである
単純な話ですが、甲子園は右打者に有利なので有利だと思っています。
特に長距離砲の選手にとって、浜風を味方につけられるのは心強いですよね。
そもそも三振ばかりだと意味がないですが、、フライを打てばスタンドインの確率も上がりますから。
ちなみに「甲子園は左打者が不利」との定説がありますが、そうでもないとの説を唱えております。
こちらは興味あればで良いので、ちょろっと覗いてみてくださいね。
日本球界経験者
2020年のオリックスでの経験は、かなりプラスに働くのではと考えています。
日本の野球は特殊ですから、有望な助っ人外国人と言えど慣れるのに時間がかかります。
なので、2022年後半戦で軌道に乗れれば、即戦力として使える可能性が十分あるでしょう。
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確かに日本ではまだ結果出してないですけど、アメリカでの成績を見る限り実力はあるでしょう。
あとはどれだけ日本の野球に慣れて学べるか、学習能力にかかっていると思っています。
他球団出身選手の実績
阪神タイガースって、他球団出身者が活躍するケースがとても多いんですよね。
私の知ってるかぎりでは、こんな選手たちが活躍してくれました。
ジョージ・アリアス(オリックス→阪神)
クレイグ・ブラゼル(西武→阪神)
アンディ・シーツ(広島→阪神)
甲子園球場での阪神ファンの熱気や声援は、外国人選手にとって本当に力になるんだそうです。
引退後に阪神の駐米スカウト担当になってくれる選手も多く、阪神への愛情を感じますよね。
なので、超満員の声援を力に変えてくれれば、ロドリゲス選手も大化けする可能性ありです。
以上、具体的な数字は記載しなかったのですが、活躍予想とその理由を書いてきました。
もちろん希望的観測の要素が多いですけど、ぜひ甲子園で大暴れしてほしいですね。
まとめ
ここまで、新助っ人外国人のアデルリン・ロドリゲス選手の紹介をしてきました。
ドミニカンは夢がありますし、低調な打撃陣の良いスパイスになってくれたらなと思います。
2022年は開幕から大きく出遅れてしまいましたが、後半戦の巻き返しに期待しましょう!