ルーキーながらオープン戦でホームランを量産した佐藤輝明選手。
開幕スタメンを勝ち取り、今シーズンどれだけの成績を残せるかに注目が集まっています。
そこで今回は、佐藤選手の1年目の成績を色んな角度から予想してみたいなと思います。
大学時代・オープン戦・歴代選手との比較なども書いていますので、ぜひ読んでみてください。
佐藤輝明選手の紹介記事はこちら⬇︎
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佐藤輝明の成績振り返り
さて、まず最初に佐藤選手のこれまでの成績を振り返っておきましょう。
佐藤輝明の過去成績
大学時代
81試合 打率.288 14本塁打 69打点
オープン戦
12試合 打率.302 6本塁打 9打点
大学時代
佐藤選手は兵庫県・仁川学院から近畿大学へ進学して1年生から試合に出場。
無名校からの進学でしたが、身体能力の高さから抜擢され実績を積み重ねた選手です。
ご存知のとおり、元巨人・二岡智宏さん(近大)の13本塁打記録を塗り替えて14本を記録。
プロ野球選手顔負けの身体能力、そして素晴らしい長打力が魅力でドラフト1位指名となりました。
そもそもこの佐藤選手、学生時代の監督にどう評価されていたかというと、こんな感じ。
高校時代「もの凄い飛ばすバッター。でもボールにさっぱり当たらん」
大学時代「潜在能力は素晴らしい。ボールにも当たり始めている」
このコメントから分かるとおり、力はあるけどボールに当たらないのが総評。
ただ、年々コンタクト率が上昇してホームランが増えているというのも面白いところ。
最終的に通算打率.288で終えましたが、大学時代は3割を超えませんでした。
本塁打記録を作ったものの、まさに成長途上の中でプロ入りした選手と言えるでしょう。
オープン戦
打率3割超えを達成し、そして本塁打6本はオープン戦トップの数字となりました。
特に本塁打に関しては、プロ野球OBや評論家も大絶賛で一気に評価も急上昇しました。
これには2つ理由があって、1つは適応能力が高いことです。
ルーキーはプロの球に適応するのに時間がかかるからで、佐藤選手はその時間が短かったということ。
そしてもう1つは、打撃フォームの改良が上手くハマったことです。
大学時代まで極端なアッパースイングで三振が多かったそうですが、それが変化しています。
近畿大学の監督がその変化を語っていて、良い傾向だとのコメントをされていましたね。
もちろん、シーズンに入れってもずっと上手くいくとは限りませんが、現状では上々の出来。
果たして1年目のシーズンはどこまで数字を伸ばせるのか、というところです。
佐藤輝明1年目の打撃成績
では、これらを踏まえた佐藤選手の打撃成績を予想したいなと思います。
まずは結論からいきましょう。
佐藤輝明の打撃予想
打率.265 25本塁打 80打点
歴代スラッガー大卒4選手のデータ
過去の歴代スラッガー4選手の1年目が、どんな成績だったかをデータで参考にしましょう。
その4選手とは、長嶋茂雄さん・田淵幸一さん・山本浩二さん・高橋由伸さんです。
歴代スラッガー1年目の成績
長嶋茂雄さん
130試合 打率.305 29本塁打 92打点
田淵幸一さん
117試合 打率.226 22本塁打 56打点
山本浩二さん
120試合 打率.240 12本塁打 40打点
高橋由伸さん
126試合 打率.300 19本塁打 75打点
プロ野球界の偉人たちの1年目はこのような成績になっています。
ミスター長嶋さん、天才高橋さんでも打率3割ギリギリで、本塁打も30本超えなし。
田淵さんや山本浩二さんでさえ、1年目は打率.250以下なのでかなり難易度が高そうです。
ここから言えることは、佐藤選手が打率3割を超える確率は低いということ。
さらに本塁打も、甲子園が本拠地かつ左打者で30本はかなり厳しいということ。
これらを踏まえて、期待も込めて打率.265、25本という予想をさせていただきました。
父親譲りの恵まれた身体能力
持って生まれた身体能力があるので、プロでも十分数字が残せると思っています。
というのも、佐藤選手の父親・博信さんは元日本代表の柔道選手で、高い身体能力で有名だったから。
博信さんは野球を途中で諦めて柔道家になり、現在は関西学院大学の教授を歴任されています。
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よくMLBの選手で「Jr.」がついた、いわゆる二世の選手がいますよね。
Jr.の選手は総じて有名になるケースが多く、やはり血筋は大事なんだなと感じます。
佐藤選手はアスリートの血筋であり、プロスポーツ選手として大成する可能性は高いでしょう。
いつも動じない強いメンタル
最も大事な部分がここだと思うのですが、佐藤選手は大物感漂う落ち着きを持っています。
矢野監督も「緊張しているシーンを見たことがない」と話されていたとおり、堂々としています。
マイペースという性格もあると思いますが、メンタルの強さは新人離れしていると言っていいでしょう。
確かに先ほど挙げた、長嶋さん・田淵さん・山本浩二さん・高橋由伸さんにも共通しています。
みんなメンタルが強いですし、勝負強い打撃ができる方々で、佐藤選手にも備わっている印象です。
あと阪神はメディアやマスコミの煽りが激しいですが、気にせず淡々とプレーして欲しいですね。
怪我しない強靭な肉体
最後に、プロには欠かせない怪我に強い体を持っていることもポイントです。
いくらパワーや技術を持っていても、試合に出られなければ意味がないですからね。
佐藤選手は学生時代から怪我がなく、強い体を持っていることも結果を出せる要因と思っています。
持って生まれたものはあると思いますが、日々のトレーニングとメンテナンスも実行中。
高校2年生から本格的に鍛え始め、そこから毎日体のケアも欠かさずやっているそうです。
この努力が実を結んでいるのか、怪我に強い体づくりが出来つつあるのも佐藤選手の魅力の1つ。
今話題を呼んでいるのが、佐藤輝明選手が愛用しているネックレス。
体調管理の一環で身につけているそうですが、ファンの中で爆発的に売れているそうです。
どのブランドをつけているか詳細もまとめていますので、こちらをご覧ください。
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長いシーズンを戦うのは初めてだと思いますが、ぜひ怪我なく戦い抜いて欲しいなと思います。
まとめ
以上、佐藤輝明選手の1年目の成績を予想してみました。
かつての歴代スラッガーを見ても、1年目から好成績を残すのは至難の技だとわかりますね。
なので、打率.265、25本、80打点くらい残せば、歴史に名を残すレベルになれると思っています。
2021年は佐藤選手以外にも、伊藤将司・中野拓夢・石井大智選手など即戦力ルーキーが豊富。
ぜひ彼らも一緒に応援して、阪神が常勝軍団になるようサポートしていきましょう!