戦力分析

阪神2003と2021どっちが強い?総合・打撃・投手の3つで比較してみた!

虎吉くん
2003年と2021年の阪神どっちが強い?

 

2021年5月現在ではありますが、セ・リーグ首位を快走している阪神タイガース。

久しぶりにリーグ優勝も目指せる状況ですが、今年の阪神は本当に強くてワクワクしますね。

ところで、かつてセ・リーグでぶっちぎり優勝した2003年の阪神と今ではどっちが強いでしょうか。

当時のデータを振り返りつつ、打撃力・投手力・総合力で比較してみたいと思います。

 

阪神2005と2021どっちが強い?総合・打撃・投手の3部門で比較してみた!

 

2003年阪神の成績振り返り

 

28年ぶりのリーグ優勝を決めて、関西地方中心に大盛り上がりとなった2003年の阪神。

90年代の暗黒時代を乗り越え、そしてこの優勝を機にAクラス常連のチームへと変貌しました。

2021年の今まさに阪神が快進撃を続けていて、2003年を思い出す人も多いのではないでしょうか。

 

では、まずは2003年がどんな成績だったのかを振り返ってみましょう。

 

87勝51敗2分 勝率.630 2位中日と14.5ゲーム差

 

とにかく強かった!というのが、私の記憶にある2003年の阪神。

4月を2位と3.0ゲーム差の首位で通過し、5月終了時点で8.0ゲーム差に大きく伸ばしました。

完全な「先行逃げ切り型」だったことから、今年の阪神と勢い的にも似ている部分はありますね。

 

さらに6月終了時点で12.5ゲーム差まで広がり、阪神ファンはこの時点でお祭り騒ぎ。

そして7月上旬には史上最速でマジック点灯、7月終了時点で17.5ゲーム差にさらに広げて勝負あり。

 

オールスターでは、全ポジションで阪神の選手が選出されるなど異例の事態が発生。

それくらいセ・リーグを圧倒して勝ちまくったシーズンだったのは、今でも覚えています。

 

ちなみに、35試合消化時点での勝敗表はこんな感じになっています。

 

2003年 21勝13敗1分

2021年 24勝10敗1分

 

成績を見れば、2021年の方が断然調子が良いと言えます。

ただ2003年は、5月中旬あたりから一気に連勝街道を突っ走ったんですよね、たしか。

果たして2021年の阪神もさらなる連勝街道を突き進めるか、注目が集まるところです。

 

2003 vs 2021 打撃力編

 

まずは打撃力から、比較してみましょう。

 

2003年と2021年のスタメン野手について、成績を並べて見てみましょう。

 

2003年
2021年
今岡誠 .340 12 近本光司 .252 2
赤星憲広 .312 1 糸原健斗 .321 1
金本知憲 .289 19 マルテ .276 7
濱中治 .273 11 大山悠輔 .291 5
桧山進次郎 .278 16 サンズ .280 8
アリアス .265 38 佐藤輝明 .266 10
矢野輝弘 .328 14 梅野隆太郎 .245 0
藤本敦士 .301 0 中野拓夢 .357 1
チーム全体 .287 141 チーム全体 .262 39

 

最初に特筆すべきは、チーム打率が2003年は異常に高かったことです。

1・2番の今岡・赤星選手の打率も出塁率もめちゃくちゃ高く、赤星選手は61の盗塁を記録。

 

この2人だけでも凄いのですが、さらに7・8番の矢野・藤本選手がともに打率3割超えの成績。

驚異の下位打線と言われていましたが、打線の切れ目がなく大量得点を奪うケースが多かったです。

打率・打点・盗塁数で他球団を圧倒して優勝した、まさに完璧な打撃力を誇った年と言えます。

 

一方の2021年の阪神ですが、打率.262なので2003年レベルの打撃力ではないです。

確かに今年も打つのは打つんですけど、感覚的にも2003年ほどではないなという印象。

とは言え、今のところ打率・打点・盗塁数も1位を走っているところは似ているかなと思います。

 

ただ、長打力があるのは2021年の方です。

実際に今のペースならシーズン156本になるので、2003年よりも15本多くなる計算です。

なので、クリーンナップと中軸の破壊力は2021年の方が強力だと私自身も感じます。

 

2003 vs 2021 打撃力

2003年の方が打撃力は上
2003年の上位・下位打線は最強
2021年の方が長打力がある
2021年の方が中軸の破壊力あり

 

2003 vs 2021 投手力編

 

次に投手力を比較してみましょう。

先発・中継ぎ・抑えの主要メンバーを並べてみます。

 

2003年
2021年
井川慶 2.80 20 藤浪晋太郎 2 2.60
伊良部秀輝 3.85 13 青柳晃洋 2 2.13
ムーア 4.35 10 秋山拓巳 3 3.56
下柳剛 3.73 10 西勇輝 3 2.54
藪恵壹 3.96 8 伊藤将司 3 1.55
久保田智之 3.12 5 ガンケル 5 2.35
吉野誠 3.27 1 岩貞祐太 2 5.54
安藤優也 1.62 5 中野拓夢 0 1.17
ウィリアムス 1.54 1 スアレス 1 0.56
チーム全体 3.53 87 チーム全体 24 2.91

 

まずチーム防御率ですが、これは圧倒的に2021年の方が好成績となっています。

2.91は中日に次ぐ2位の数字ですが、3点台を切るというのは相当投手力が高いと言えますね。

(ちなみに2003年の3.53はセ・リーグ防御率1位なんですよね)

 

2003年シーズンは打高投低のチームだったので、打ち勝つ野球の印象が強い。

2021年シーズンは投手力が非常に高いうえに、打撃力も良くなってきたという感じ。

なので、投手力で比較した場合は2021年の方に分があるかなと思います。

 

ただし、2003年の大きなポイントとしてはエース・井川慶選手の存在。

200イニング、20勝5敗、沢村賞受賞の大活躍という、まさに大黒柱がいたことは大きいでしょう。

2021年も藤浪選手にその期待が集まったのですが、制球難で苦しんでいるのが現状ですからね。。

 

どちらの年でも共通しているのは、勝ちパターンの中継ぎが安定していること。

2003年は安藤・ウィリアムス、2021年は岩崎・スアレスと甲乙つけがたい活躍になっています。

中継ぎ陣の強さは阪神の伝統になっていることが、この数字からも理解できますね。

 

2003 vs 2021 投手力

2021年の方が投手力は上
2003年は大黒柱・井川慶の存在が大きい
2003年も2021年も勝ちパターンが安定

 

2003 vs 2021 総合力編

 

では、総合力ではどうだったのかを比較してみたいと思います。

総合力は数字での比較はできないので、私の考える2つのポイントをお伝えします。

 

2003年の豪華首脳陣

星野仙一監督をはじめ、野球界の重鎮たちが揃ったのが2003年でした。

これだけで威圧感がものすごかったですし、チームの総合力の底上げに影響していたでしょう。

 

監督 星野仙一

HC  島野育夫

打撃コーチ 田淵幸一・和田豊

投手コーチ 佐藤義則・西本聖

内野守備走塁コーチ 岡田彰布

バッテリーコーチ 達川光男

 

野球界のレジェンドたちがズラリと揃っていますよね。

これだけのメンツがいれば、統制のとれた強いチームが作れるのも納得です。

 

一方の2021年の阪神は、矢野監督や井上HCはじめ経験の浅い方が多い印象。

首脳陣の安定感は2003年の方がありますが、新しい取り組みや勢いは2021年の方が目立ちます。

このあたりの違いも、阪神というチームを分析する時に面白いポイントになりますね。

 

成熟型の2003年、新興型の2021年

2003年と2021年の大きな違いといえば、年齢層もかなり差があります

 

2003年は伊良部・金本・片岡・下柳選手など、他球団で脂の乗った30代を獲得して起用。

野手も投手も30代が中心で、まさに選手としてピークを迎えている選手が主軸でした。

その影響もあり、2005年に再びリーグ優勝して以来、チームの高齢化により優勝できず。

強かった一方で、生え抜きの若手育成問題がこの頃からクローズアップされ始めたんですね。

 

一方の2021年は、30代の選手がほとんどいない若手中心のチームとなっています。

今年30歳を迎える梅野選手が最年長なくらい、若返りに成功していると言えるでしょう。

2003年とは違い、まさに右肩上がりで伸びている真っ最中なので、黄金時代の期待も高まりますね。

 

2003 vs 2021 総合力

2003年は首脳陣も圧倒的だった
2021年の方が伸び代がある

 

まとめ

以上、阪神タイガースの2003年と2021年で比較をしてみました。

どちらも強いですけど、打撃力・投手力・総合力それぞれで違いがあって面白かったです。

2021年の阪神には、このままの勢いでセ・リーグ制覇、日本一を目指して頑張って欲しいですね!

 

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