昨日の3日目が仕事で全然見れなかったので、4日目からリポート再開します。
今日は待ちに待った紅白戦が行われましたので、その中身についてお伝えしていきます。
主力組・移籍組・新人組などたくさん出場しましたが、果たして彼らの結果やいかに。。
キャンプ4日目のメニュー
では早速ですが、4日目のメニューをご紹介したいと思います。
おはようございます☀
1軍キャンプ第1クール4日目の練習メニューです‼️
本日の1日キャプテンは、#高山俊 外野手、#馬場皐輔 投手です。
紅白戦が行われます!#春季キャンプ#阪神タイガース#サンスポ pic.twitter.com/PwFoxOZyAE— 阪神情報@サンスポ (@sanspo_tigers) February 3, 2021
まず注目は何と言っても午後13:00からの紅白戦ですね。
今シーズン初の実戦形式の練習なので、誰がアピールするのか楽しみなポイント。
ルーキーも佐藤・榮枝・中野選手がラインナップに入ってるので、早くも見極めでしょうか。
あと翌日の2月5日がオフなので、夕方から何やら厳しい練習が組まれていますね。
特に野手陣は「坂路ダッシュ」だとか「Deathノック」だとか、追い込み練習がズラリ。
過密スケジュールな4日目ですが、選手全員必死で頑張っていたのでファンとしては嬉しい限りです。
キャンプ4日目のニューストピック
紅白戦ばかりがニュースになっている4日目ですが、他にもトピックはたくさんありました。
そのあたりの細かい部分もリポートしますので、ぜひ読んでみてくださいね。
フリー打撃投手にルーキー登場
紅白戦を控えた午前中に行われたフリー打撃のピッチャーに、ルーキーたちが登場しました。
全体的に緊張感漂わせながら投げていて、少し硬さが目立ったかなという印象でした。
ドラフト指名順に投げていたと思うんですが、各選手の感想をお伝えしていきます。
ドラフト2位 伊藤将司
完成された即戦力投手という前評判どおり、キレのあるボールを投げていました。
グラブをはめた右手を高く上げて投げ下ろすフォームは、成瀬投手を彷彿とさせますね。
手元も見えづらいので、バッターはかなり打ちにくいだろうなという印象でした。
コントロールも良く、ヒット性の当たりも少なかったので、開幕一軍を予感させてくれました。
今年はチェン選手も先発左腕として加入しましたけど、伊藤選手も十分ローテーション狙えるのでは。
ドラフト3位 佐藤蓮
まずそもそもですが、ガタイがデカすぎてビビりました笑
ドラフト1位の佐藤輝明選手も相当なサイズでしたけど、おそらくそれ以上の体格だと思います。
入団会見で160kmを宣言していてビッグマウスと思い込んでましたが、投げそうな雰囲気でしたね。
実際のフリー打撃でのピッチングは、正直イマイチでした。
球威やスピードは確かに素晴らしいんですけど、全然ストライクを取れてませんでした。
緊張もあるかもですが、制球難が如実に現れていたので、まだ一軍定着は難しいかもです。
ドラフト8位 石井大智
連日評価爆上がりな石井選手ですが、今日も素晴らしかった!
ヒット性の当たりは少なかったですし、球威も感じられて仕上がり上々といった印象でした。
横からの映像だったのでコースは分からなかったですが、少し球が荒れていたのは心配かなと。
とはいえ、矢野監督が絶賛している投手なので、ひょっとすると開幕一軍あるかも。
石井選手は秋田高専ー独立リーグという異色の経歴なので、なかなか面白い素材だと感じますね。
フリー打撃の打者陣
参考までにですが、フリー打撃は糸原・北條・木浪・小幡・山本・中野選手が打っていました。
一番目立っていたのは糸原選手で、綺麗に打ち返しているシーンが多くレベルの高さを感じました。
木浪選手もいい当たりをバンバン飛ばしていて、さすが主力組は違うなと改めて。
北條選手については、打撃フォームがより一層巨人の坂本選手に似てきたなと思いました笑。
合同自主トレをやった影響もあるでしょうけど、後ろ足に体重を乗せて打つフォームになってました。
まあ自分に一番合った形で結果を残してくれればどんなフォームでも、、というのが本音ですけど。
紅白戦で気になったポイント
では次に、紅白戦で気になったポイントをご紹介します。
高山俊が好調アピール
私が密かに一番期待している高山選手が、2安打と好調発進となりました。
初回1番打者として打席に入り初球をレフトへヒット、さらに3回にもヒットを放ち結果を残しました。
矢野監督も内容と結果ともに絶賛しており、外野手争いに割って入る活躍となりました。
正直、総合力で見ればドラ1の佐藤選手より高山選手の方が上でしょう。
注目度は佐藤選手の方が当然高いですが、虎視眈々と外野の枠を狙っている高山選手が頼もしい。
昨年はコロナによって開幕が伸びて調子を崩しましたが、今年は万全の仕上がりではないでしょうか。
木浪vs中野のショート争い激化
キャンプ前から評判が高かった中野選手がキャンプで猛アピール中です。
守備力には定評があったのですが、紅白戦でしっかりライト前に鋭いヒットを放っていました。
しかも3ボールからのヒットという、積極性も見られた良い打席だったのではと思います。
一方、ショート最有力の木浪選手も攻守ともにかなりレベルアップしている様子。
プレーひとつひとつ見ても意識が高いですし、チームを引っ張る姿勢も感じられます。
大山選手や近本選手と並んで頼もしい存在になりつつあり、依然スタメン最有力だと思われます。
中野選手が注目されるに連れショートスタメン説が浮上しますが、木浪選手は相当良いですよ。
今後もこの二人の争いから目が離せませんね。
佐藤輝明の評価が分かれる
この紅白戦で最も注目された男といえば、佐藤輝明選手でしょう。
結果的には3打数無安打でしたが、その内容については評価が分かれています。
まず良い評価となったポイントは「積極的なスイング」です。
ファールになっていましたが、1打席目には引っ張った強烈な打球を一塁側に飛ばしていました。
キャンプで疲れた体でも健在のパワーや迫力に、スラッガーの片鱗を見たというポジティブな意見。
一方悪い評価となったのは「低めの変化球への対応」でした。
3打席目の三振もそうですが、ストライクゾーン低めの変化球に全然対応できていませんでした。
大学時代から打率が低かったこともあり、この辺りの弱点が顕在化したと見る方も大勢いました。
いずれにしても、いきなり結果を出すより早く課題を浮き彫りにした方がいいと思います。
なので、今回の紅白戦で凡退したことはプラスに捉えるべきではないでしょうか。
西純矢と鈴木翔太が急上昇
投手でいえば、先発の西純矢と中日を戦力外になり阪神に加入した鈴木翔太選手が良かったです。
西選手は初回ストレートで大山選手から三振を奪い、さらに同期の井上選手も三振でピシャリ。
私も久しぶりに見たんですが、かなり角度と球威のあるストレートで可能性を感じました。
これは2021年シーズンに一軍デビューは十分ありえるなと感じましたし、ダークホースになりそうです。
そして、鈴木選手も2回を投げてパーフェクトピッチングを披露しました。
球速は最速140km前半でしたが、キレがあったので打者は差し込まれている印象でした。
育成選手ゆえにすぐに一軍出場はないと思いますが、支配下登録は十分狙えるのではと思います。
まとめ
という訳で、キャンプ4日目の模様をリポートいたしました。
12球団最速で紅白戦が行われましたが、活躍が期待できる若虎が次々と出てきています。
今年は戦力的にも優勝を狙えるレベルにあると思いますし、選手層がかなり厚くなっています。
あとは一歩・二歩抜け出す選手が出てくればさらに面白くなるので、さらに今後が楽しみですね。
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