2020年に大きく飛躍した阪神の主砲・大山悠輔選手。
開幕スタメンを外れたものの、年間とおして素晴らしい成績を残し、今年も期待されています。
大山選手にとって非常に大切な2021年シーズンですが、どんな結果を残してくれるでしょうか。
この記事では、2月のキャンプから詳しくチェックしてきた私が徹底予想をしたいと思います。
大山悠輔の昨年とオープン戦の成績チェック
今年の大山選手の成績を占う上で、まずは昨年とオープン戦の成績を振り返っておきましょう。
大山選手の成績
2020年
打率.288 28本塁打(2位) 85打点(3位)
オープン戦(2021年)
打率.262 1本塁打 5打点
昨年の成績ですが、大山選手は4年目にして全ての数字でキャリアハイを残しました。
本塁打・打点に関しては毎年数字を伸ばしているので、今年も期待できると考えています。
ちなみに、昨年はコロナの影響で試合数が少なかったので、143試合換算したらこんな感じ。
打率.288 34本塁打 104打点
十分すぎる数字ですよね。。
それだけ昨年の大山選手の活躍は凄かったということですね。
昨年並みの活躍だけでも阪神ファン大満足!ですが、果たして数字を維持できるのでしょうか。
次に2021年オープン戦の成績に移りたいんですが、、オープン戦は数字より中身が大事。
というわけで、大山選手のキャンプからオープン戦をとおして感じたことを2つお伝えします。
良い部分としては、主砲としての余裕・貫禄・雰囲気が出ていたことです。
キャンプ中の練習や打席での印象が、昨年から大きく変化して打ちそうなオーラが出ていました。
迷いがなくなったのかな?と感じましたし、メンタル面も非常に充実していると感じました。
悪い部分としては、変化球にタイミングが全く合ってなかったことです。
練習試合とオープン戦どちらもですが、カーブやスライダーにほぼ全て空振りしていました。
新しい取り組みの一環なのか、戦略的なものなのか不明ですが、打撃面では不安を感じましたね。
簡単ではありますが、昨年とオープン戦の成績や感想をお伝えしました。
2021年大山悠輔の成績予想
では、今年の大山選手はどれくらいの成績を残してくれるでしょうか。
ここからは、私なりに考察した予想を書いていきたいなと思います。
2021年大山選手成績予想
打率.280 30本塁打 100打点
数字的には、2020年シーズンと同じような成績になるのではと思っています。
理由は、良い面と悪い面がプラスマイナスゼロで落ち着くと考えたからです。
具体的なポイントは以下のとおりです。
ポイント
⭕️昨年の経験が自信になっている
⭕️投手の意識分散が起こる
❌キャプテンの重責
❌一塁へのコンバート
昨年の経験が自信になっている
昨年、大山選手は初めて本塁打と打点の両方でトップ争いを演じました。
「自分はできる」という大きな自信を持ったでしょうし、キャンプで感じた余裕もその影響でしょう。
大山選手は性格的に謙虚で優しいので、自信さえつけばさらに大きく飛躍する可能性を秘めています。
ただし、謙虚すぎるのが大山選手の欠点でもあります。
少し図々しく、堂々とした態度で臨めばもっと数字が伸びると思いますが、それはさておき。
結論、昨年の自信が今年に繋がることで同じくらいの成績は残せるといった予想です。
投手の意識分散が起こる
マルテ・サンズ・佐藤の強力な3選手が揃ったことで、意識分散が期待できます。
注意しなくてはいけない選手が多いので、大山選手へのマークは緩くなるでしょう。
昨年、特に後半は大山選手しか一発を打てる選手がいませんでした。
なので、投手の警戒心が一人に集中してしまい、負担がかなり大きくなってしまいました。
今年は日本3年目で絶好調のマルテ選手、2年目サンズ選手、大物ルーキー佐藤輝明選手がいます。
この強力なメンツが並べば、大山選手も負担軽減され打ちやすくなるのではないでしょうか。
キャプテンの重責
ここからは、大山選手にとっての悪いポイントになります。
今年大山選手はチームキャプテンを勤めることになり、チーム全体をまとめる重責が増えました。
個人的に大山選手のキャプテン就任は反対で、悪影響を与えるのではと心配しています。
なぜそう思うか、それは2つ理由があります。
大山選手キャプテン反対理由
責任感が強すぎる性格
2年目のジンクスが怖い
大山選手は責任感が強いため、キャプテンになると個人よりチーム優先してしまうからです。
すでに今年のインタビューでも「チームが勝つこと」ばかり語っていて、自分の成績を語りません。
本来なら、今年は大山選手の試金石となる年なので、個人の成績最優先でやって欲しいと感じます。
そして、2年目のジンクスが非常に怖いです。
大山選手がしっかり結果を残したのが2020年が初めてなので、2021年は2年目のジンクスの恐れあり。
キャプテンは大事な役割ですが、自分自身が結果を残せないと負のスパイラルになる可能性も。
選手会長になった近本選手はすでに2年間結果を出しているのでOKですが、大山選手は時期尚早?
一塁へのコンバート
シーズン中にポジション変更すべきではないですが、三塁から一塁へのコンバートの恐れあり。
もしこれが起こると、大山選手への守備の負担が大きくなるのでマイナスなのかなと思います。
これは、ロハスJr.選手が来日・出場してライトを守るようになるからです。
そうなると、ライトを守る佐藤選手が三塁になり、大山選手が一塁になると予想されます。
佐藤選手が一塁に行くべきでは?との意見もあるそうなんですが、それはないでしょう。
矢野監督自身が一塁佐藤は考えていないと話されてましたし、キャンプから一度も練習していません。
あるとすれば佐藤選手は三塁で、大山選手が一塁を守るという布陣なのかなと思っています。
以上、良い点悪い点をトータルして昨年並みの数字ではという結論です。
あとは、大山選手が1年間怪我なく体調を維持することが大事になってきます。
彼はネックレスにこだわって、3種類を使い分けて愛用していることで有名です。
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まとめ
阪神タイガースの主砲・大山悠輔選手の2021年シーズンの成績を予想してみました。
昨年素晴らしい成績を残されましたが、それと同じレベルの数字を期待してもいいのではと思います。
阪神はもちろんのこと、大山選手を今年も精一杯応援していきましょう!