先日、阪神タイガースの石崎剛選手とロッテの高野圭佑選手のトレードが発表されました。
個人的に大好きだった石崎選手がいなくなるのは寂しいですが、高野選手にも興味津々。
そこで今回は、高野選手とはどんな選手なのかをご紹介したいなと思います。
ロッテ高野圭佑の経歴や特徴
ポイント
名前:高野 圭佑
生年月日:1991年12月28日
出身:広島県呉市
身長:178cm
体重:76kg
経歴:呉工業ー四国学院大ーJR西日本ーロッテ
ロッテから移籍の高野選手ですが、世の中的には無名だった期間の長い選手。
呉工業時代は県予選2回戦が最高ですし、大学も四国学院大という無名校。
大学3年生にベストナインに輝いたものの、ドラフト指名もなくJR西日本へ。
JR西日本でも、1年目は目立った実績もなし。
2年目で救援投手として実績を残し、ロッテからドラフト7位で入団が決定。
結論、学生時代も社会人時代も、大きな大会での目立った実績がなかったと言えます。
とはいえ、大卒社会人での指名とあって即戦力として1年目から中継ぎで登板。
14試合に投げて防御率5.87でしたが、四死球15と制球に課題を残したデビュー年でした。
そこから二軍生活が長くなるものの、2018年は17試合で防御率4.15で四死球4と改善。
私が見た高野選手像としては、着実に実力を伸ばす晩成型タイプだと感じています。
現在27歳と中堅ではあるものの、阪神への移籍をきっかけに大成する可能性も大いにあります。
石崎選手もそうですけど、ぜひ新しい環境で才能を開花させて欲しいなと思います!
高野圭佑の投球スタイルや動画
では、そんな高野選手はどんな投球スタイルの選手なんでしょうか。
まず球種については、MAX152kmのストレートと切れ味の鋭いスライダーが特徴的。
ストレートは球速だけでなく、始速と終速のスピードが変わらない強さがあると言われています。
投球フォームもスリークォーター気味なので、石崎選手と似たタイプかな?とも思いますね。
課題については、先ほどもご紹介したとおり制球力。
四球が多くなってしまう傾向があるので、そこがより改善されればかなり使えるでしょう。
百聞は一見に如かず、ということで投球動画をここでご紹介。
https://www.youtube.com/watch?v=uTeVEND9JrA
実際のピッチング動画で良いのがなかったので、キャッチボールの動画にしました。
ゆったりと足をあげて、綺麗なフォームで投げる姿が印象的ですね。
阪神には藤川球児という素晴らしい大投手がいるので、ぜひいろいろ学んでください!
阪神でのポジションや起用法は?
そんな高野選手ですが、阪神でどんな役割を担ってもらうことになるのでしょうか。
結論からいうと、PJ(ジョンソン)とセットアッパーの二枚看板になって欲しいと考えています。
PJの登板過多を防止するため、というのが理由です。
PJは過去に経験したことのない数の登板をしているため、かなり疲労が溜まっているそう。
先日も休養のため登録抹消していましたが、もし高野選手が活躍してくれれば問題が解決します。
とはいえ、阪神タイガースの投手陣はかなり選手層が厚いことで有名です。
高野選手も今以上に努力しないと一軍に呼ばれませんし、かなりシビアだと思います。
それを踏まえた上で、セットアッパーのポジションを奪えるようにアピールして欲しいですね。
まとめ
トレードでロッテから阪神に移籍する高野圭佑選手の紹介をしてきました。
学生時代から無名だった選手ですが、トレードをきっかけに大きく変化してもらえたら嬉しいです。
高野選手はもちろんのこと、ロッテに行った石崎選手の活躍も心から期待しています!