2021年の夏に開催される予定の東京オリンピックの野球。
メダル獲得の期待が高まる野球ですが、日本代表メンバーは誰が選ばれるのでしょう。
この記事では、代表選出の候補となる阪神の選手をピックアップしてご紹介したいと思います。
東京五輪の日程と代表構成
スケジュール
2021年夏の時期に東京オリンピックがあるので、7月18日〜8月12日まで中断となります。
ペナントレース自体は、7月14日DeNA戦のあと16・17日のオールスターで前半戦終了。
寂しいですが、約1ヶ月弱プロ野球のペナントレースは行われない予定になりますね。
いつもであれば、オリンピック期間は代表選手が抜けた状態でペナントレースは続行。
ですが、今年は東京が開催地であり、スタジアムも使うので中断せざるを得ない状況です。
まあ、各球団から主力選手が抜けた状態のペナントもどうかと思うので、中断の方がいいですけど。
代表構成メンバー
日本代表選手は、最終的に24名まで絞られて選出されることになります。
前回のプレミア12からメンバーが4名少なくなるので、かなり選手は絞られるでしょう。
その中で、ポジション別で見れば「投手12・捕手2・野手10」くらいかなと思います。
捕手が3名でもいいかな?とも感じますが、だいたい割合としてはこれくらいでしょう。
この選手構成の中で、阪神タイガースから誰が選出されるのでしょうか。
阪神の日本代表候補メンバー
梅野隆太郎
2021年阪神快進撃のMVPといっても過言ではない、正捕手・梅野隆太郎選手。
彼に関しては、怪我さえなければほぼ100%の確率で日本代表に選出されるでしょう。
まず何と言っても、ボールを後逸しないブロッキング技術は日本一と言えます。
ミスができないオリンピックの舞台で、このスキルは非常に重宝されるはずです。
打撃面では、打率こそ2割中盤くらいですが、得点圏に強いのでスタメンでも使えます。
起用法としては、パ・リーグ投手=甲斐選手、セ・リーグ投手=梅野選手でしょう。
それぞれのリーグで分けるのは、投手の特色を理解しているというメリットがあるからです。
東京五輪の初戦はパ・リーグ投手な気がするので、梅野選手は2戦目以降からの登場かなと思います。
青柳晃洋
近年メキメキと実力を伸ばし、2021年阪神先発ローテの一角を担う青柳晃洋選手。
選出される確率としては50%くらいですが、期待値の高い先発投手候補だと言われています。
なぜ青柳選手が魅力かというと、外国人選手にアンダースローの投手は非常に有効だからです。
そもそも海外にアンダースローの選手が少ないので、初見で打つのはかなり至難の技。
さらに青柳選手は、直球150km弱ありますし変化球も多彩なので、五輪にもってこい。
実際に矢野監督もこのように青柳選手を推薦していました。
外国人のパワーに対抗できるのは、ちょっと変則だったり、ゴロを打たせるとか、そういうピッチングだと思う。あまり対戦経験がないところで有利に働くと思うし、クイックも結構速いから。そういうのも面白い。
ソフトバンクの高橋礼選手もアンダースローでいますが、現状なら青柳選手の方が調子が良い。
となれば、ワンチャン青柳選手の東京五輪先発っていうのも可能性あるかもしれませんね。
岩崎優
阪神の鉄壁のリリーフとして、ここ数年防御率1点台をキープして安定している岩崎優選手。
藤川球児さんの後継者として、中継ぎの柱として活躍する彼も日本代表候補なのは間違いなし。
選出される確率としては、青柳選手より少し高い70%くらいかなと個人的には予想しています。
岩崎選手は何が良いかというと、この写真を見てわかるとおり球持ちが非常に良いことです。
さらに球の出所が見えにくいという特徴もあるので、球速以上にボールに球威を感じます。
150kmを超える直球にめっぽう強い外国人選手に対して、岩崎選手のタイプは有効でしょう。
西武・平良選手のような豪速球投手も選ばれるでしょうけど、岩崎タイプは絶対に欲しいはず。
里崎さんや藤川球児さんも岩崎選手を選出していましたし、期待していいんじゃないでしょうか。
近本光司
阪神不動の1番打者として活躍している近本光司選手も、日本代表候補に入るでしょう。
例年どおりの活躍ならメンバー入りしたでしょうけど、今年は不調なので現状50%くらいの確率。
夏場に向けて調子を上げてくれば、その分選出される確率は上昇すると思っています。
5月8日時点で、打率.250くらいなので近本選手本来の数字には届いていないイメージ。
とはいえ、俊足で打撃力がある代表選手はあまりいないので、1番に起用したい選手です。
日本代表の稲葉監督も、近本選手が調子を上げてくれることを切に願っているのでは??笑
近本選手がセンターに入るとなれば、柳田選手がライトに回ることになるでしょう。
阪神ファンとしては、近本ー柳田ラインを代表で見れたらそれだけで幸せですね。
佐藤輝明
2021年怪物ルーキーとして大活躍している佐藤輝明選手は、サプライズ選出がありそうです。
確率的には30%程度かなという印象ですが、日増しに数字が上がっているので期待値上昇中。
新人選手から選ばれるとすれば佐藤選手と栗林選手かなと、個人的には思っています。
佐藤選手の魅力は何と言っても超人級のパワーで、当たったらホームランという化け物。
柳田選手や大谷選手級のパワーヒッターなので、打線にいるだけで脅威になるでしょう。
日本国内のプロ野球では、佐藤選手対策として厳しい内角攻めと外角への変化球を投げますよね。
でも海外の選手は佐藤選手対策なんてわからないので、外角直球をドンドン投げ込むでしょう。
佐藤選手は外角めっちゃ得意なので、国際大会で活躍する可能性を秘めていると感じます。
稲葉監督も魅力的だと発言していて、活躍次第では選出もあると話されていました。
スタメンを争うのはレフト吉田正尚選手なので壁が高いですが、夢があっていいですよね。
まとめ
以上、阪神から東京五輪の代表に選出されそうな5選手をピックアップしてみました。
どの選手も代表に選ばれる可能性があるので、オリンピックを見る動機になりそうです。
ただ阪神ファンとしては、優勝争いに向けて休んで欲しいな・・という思いもあるのは事実。
果たしてこの中から何人選出されることになるのか、楽しみにしておきましょう!