2020年ドラフト会議で阪神タイガースに2位指名されたのが、JR東日本の伊藤将司選手。
即戦力左腕として期待される伊藤選手ですが、一体どんな選手なんでしょうか。
この記事では、伊藤選手の経歴やプロフィール、特徴についてご紹介したいと思います。
JR東日本・伊藤将司選手の経歴とプロフィール
ポイント
名前:伊藤将司
生年月日:1996年5月8日
出身地:千葉県横芝光町
利き手:左投げ左打ち
身長体重:178cm・85kg
出身校:横浜高校→国際武道大→JR東日本
ドラフト会議前、私はこうブログに綴っていました。
技巧派の左腕が欲しい・・
左腕不足が問題だった阪神タイガースですが、見事にその穴を埋めてくれました。
この伊藤選手、中学時代は公式ではなく千葉県内の軟式野球部に所属していたそう。
ドラフト1位の佐藤選手もそうでしたが、硬式バリバリ出身の選手ではないんですね。
とはいえ実力は当時から折り紙つき、中学時代に千葉県で優勝を果たして横浜高校へ進学。
横浜高校では、2年生からエースとなって甲子園にも出場しています。
すでにプロ入りしている同期には、日本ハムの浅間・高濱選手や楽天の渡辺選手がいますね。
高卒組に対しては6年越し、大卒組は2年越しの入団となりましたが、まだまだ勝負はここからです。
進学先の国際武道大では、1年春からリリーフで出場していました。
1年秋もリリーフで出場し続けて、9試合で防御率1.74という好成績を残す活躍。
そして2年になると一気に才能が開花、最多勝を受賞して大学日本代表に選出されました。
3年時は色んな賞を総なめして、4年間トータルで24勝(7完封)、防御率1.92の好成績。
確かに、何で指名されなかったんでしょうかね?笑
球速が足りなかったのか原因は定かではないので、ご存知の方は教えてください。
JR東日本に就職した後、伊藤選手が一躍有名になったのがドラフト直前のNTT東日本戦。
すでにドラフト候補選手として注目されてはいたんですけど、この試合で評価爆上げ。
9回1死までノーヒットピッチング、2塁を踏ませず1安打完封で勝利を収めました。
思わず唸ってしまうようなピッチングでしたね。
相手投手は、埼玉西武にドラフト2位指名された佐々木健選手でしたが、見事に投げ勝ってくれました。
横浜高校時代からずっと活躍を続けてきた、経験豊富な伊藤選手。
身長こそ180cmに満たないですが、年々体重も増えて投球に安定感が出てきています。
即戦力の24歳ですが、まだまだ成長が期待できる選手だと思うので楽しみです!
伊藤将司選手の特徴とピッチング動画
では、伊藤選手の特徴はいったいどんなものがあるのでしょうか。
以下にて、3つの注目ポイントを書いておきます。
キレと緩急で勝負できる技巧派
伊藤選手の最大の特徴は、緩急で勝負ができる技巧派タイプであるところです。
直球は最速146kmですが、カーブ・スライダー・チェンジアップ・ツーシーム・フォークという多彩な変化球を操ります。
西選手の左腕バージョンのようなイメージかなと思ってます。
ただ投球フォームは、横浜高校の先輩・成瀬善久選手にソックリですね。
野球系YouTuberのqooninさんがピッチング動画を紹介してたので、見てみてください。
変化球のキレがめちゃくちゃエグいことになってますね。。
これだけ緩急つけられれば、打者も的を絞らせるのが難しいでしょう。
常に80点以上の結果を出せる安定感
過去の成績を見てもらえればわかりますが、大崩れしない安定感も特徴です。
その理由はいくつかあるんですが、まず1つは「制球力」にあります。
動画見てもわかりますが、綺麗な投球フォームなのでコントロールは安定しています。
そしてもう1つは「フィールディング技術」です。
冷静沈着な性格の持ち主のため、どんな状況でも動じずにプレーできるのも強みの1つ。
さらに牽制も得意だそうなので、まさしく西勇輝選手の左腕バージョンですね笑。
天然な性格
これはプラスアルファなんですが、天然な性格の持ち主なのも良いポイントです。
ドラフト会議終了後のインタビューで、アピールポイントを聞かれた際、
自分でいうのもあれですが、結構天然なのでそこをアピールしたいです。
と、自分で言っているほどなので、筋金入りの天然なのかもしれませんね。
天然と言えば、長嶋さん・柳田選手・糸井選手などの大物が思い浮かびます。
彼らに共通するのは「強心臓」なので、伊藤選手もプロ向きの性格なのかもです。
あと個人的に期待しているのは、女性ファンの獲得です。
伊藤選手って結構イケメンで、天然で可愛らしいタイプなので女性人気が増えそうです。
絶大な人気を誇っていた鳥谷選手のポジションは、伊藤選手が埋めるかも!?
まとめ
というわけで、今回は2020年ドラフト2位指名となった伊藤将司選手を特集しました。
阪神待望の「技巧派左腕」を獲得できたので、非常に良い指名だったと思っています。
ベテランの能見選手が2020年限りで退団となるので、その後継者として頑張ってくれることを期待しています!