
阪神タイガースのベテラン左腕・岩田稔選手が新型コロナに感染したと報道がありました。
2020年に、藤浪選手はじめ多くの阪神の選手が感染したことがありましたが、それ以来です。
今回は岩田選手と球団職員の2名が感染確認できたそうですが、特に岩田選手は糖尿病持ちなので心配です。
ここでは、岩田選手の持つ糖尿病と新型コロナの関連性について調べた内容をご紹介していきます。
阪神岩田の糖尿病の歴史
阪神タイガースの岩田選手といえば、1型糖尿病という基礎疾患を持ちながら現役プロ野球選手として活躍している、数少ないプレーヤーですよね。
阪神としてはもちろん、日本が2連覇した2009年WBCでは日本代表にも選出されており、2試合に登板しています。
そんな岩田選手が糖尿病になったのは、高校2年生の冬でした。
当時大阪桐蔭高校でエースだった岩田選手は風邪を引いてしまい、その際にウイルスに感染して1型糖尿病を発症したと言われています。
そこから約20年近くずっと糖尿病と向き合い、1日4回のインスリン注射を打ちながら野球に打ち込まれているんですね。
基礎疾患を抱えながらプレーする姿にただただ感動しますし、岩田稔基金と呼ばれる糖尿病の研究をサポートする組織の運営もされております。
現在37歳のベテラン選手ではありますが、これからも息の長いプロ野球生活を送って欲しいと願う選手です。
糖尿病と新型コロナの関連性
今回、岩田選手が新型コロナ陽性となったと報道がありましたが、基礎疾患を持つ方と新型コロナの関連性はどうなのでしょうか。
私は医者でも研究者でも専門家でもありませんので、あくまで調査して入手できた範囲でシェアさせていただきたいと思います。
糖尿病と新型コロナの感染率は関連なし
ポイント
中国
全人口に対する糖尿病有病率 10.9%
コロナ感染者の糖尿病有病率 10.3%
アメリカ
全人口に対する糖尿病有病率 10.5%
コロナ感染者の糖尿病有病率 10.9%
まず初めに、糖尿病を持つ岩田選手はそもそも新型コロナにかかりやすかったのか。
サンプル数も少なく確かな研究結果はまだないですが、数字上から判断すると関連は薄いんだそうです。
中国でもアメリカでも、全人口に対する糖尿病患者数とコロナ感染者に対する糖尿病患者数の割合にあまり差がないとのことです。
糖尿病は重症化率が少し高い
ポイント
アメリカの新型コロナと糖尿病の関連データ
糖尿病有病率 10.9%
一般病棟入院率 24%
ICU 32%
では、新型コロナに感染した後の重症化率はどうなんでしょうか。
こちらも正確なデータはないんですが、アメリカの実績で見れば糖尿病患者の方が重症化率が高いです。
上記データでもわかりますが、糖尿病患者の感染率は10.9%であるものの、ICUに入っている重症患者の32%が糖尿病持ちの患者さんだそうです。
このデータは結構心配な内容なんですが、重症化を抑えるポイントは血糖値を正常値にキープすることなんだそうです。
その方法論までは専門家じゃないのでわからないのですが、岩田選手には十分ケアして体調管理していただきたいと願っています。
岩田稔の感染状況

ポイント
1月5日 チームの検査で陽性反応
1月6日 西宮市内の検査で陽性反応
タイガースの球団施設を利用した人に対して義務付けている検査で、岩田選手は陽性反応。
その翌日に病院でも陽性反応となり、岩田選手の自宅で隔離となったようです。
幸いなことに、岩田選手自身の自覚症状は特にないそうなのでひと安心。
とはいえ、いつ容態が変わるか分からないのが新型コロナなので絶対安静が必要でしょう。
2月からの春季キャンプまでまだ時間があるので、しっかり体調を整えてもらいましょう!
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